デナリ遠征2017 28日目最終日 (6/21シアトル 〜 6/22成田)

留学時代を除いて、旅行としては最長記録の28日間。

ふー約1ヶ月ぶりの日本です。

成田空港にはいつもどおり
「You 何しにニッポンへ!」がいてるし(笑)

ぱっと見た目、全く何も変わっていないニッポン。

今回の遠征でいろいろなことを体験できまた学べました。

過酷な山だったんだなーと思ったのは、まだ手先&足先が痺れていることと、体重が10kg以上痩せてることに帰って気付いたときでした。

皆さん!ライザップも良いけど、キレイな景色見ながら痩せれるデナリ登山も良いかもですよ!

デナリでダイエット!
結果にコミットしますよー!

明後日からグランドキャニオン縦走です(笑)
忙しい〜。
1年半前にグランドキャニオンの底のロッジの予約が取れたんです!奇跡でしょ!楽しみです。

では、帰宅します。

 

無事に世界七大陸の第五座目となる北米最高峰・アラスカのデナリ山6190mに登頂することが出来ました。

今まで以上に「個人のレベル」だけでは登れない山があることにある意味、この深い大自然に入り衝撃を受けました。
登山に限らず、世の中そんなことだらけで、「一個人」ってちっちゃいほぼ無力なものと知ってはいましたが、思い知らされました。

今回の登山で言うと
お天気、気象、山の状況、メンバー、体調などなどの条件が揃わないと登るという挑戦すら出来ないのです。
本人の実力や能力、体力、技術は二の次と言っても過言ではないくらいでした。

それをよく山をする人は山の神さまに受け入れられたとかいいますが、一言でいうとそういうことでもあるのでしょう・
日常生活では「運」で片付けることもあり、「運」も実力のうちとよく言ったものです。

これにてデナリ登山ブログ終わります。

お疲れ様でした。

次はどこに挑戦しようかなー?

デナリ登山ブログ

高千穂ブログ

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ラストDAY バイバイデナリ! Denali Expedition 2017 Day21(デナリBC〜タルキートナー)

8:30。
テントに差し込む日差しで目が覚める。

Sheldon AIR Serviceのベースキャンプマネージャーを探しにSASのテントへ。
1便目は他者で、2便目がインドネシア人と私達2名と3便目が私たち3名。それぞれに1時間〜1時間半の待ちがあると言われた。

天気最高!
風もそうない。
フライトは間違いなく今日飛んで来るな!

デナリ山はヒドイことになってるー

ドヒャー(*_*)
これC3ぐらいまでヒドイんじゃない?

眼がいっきに覚めたわ(汗)
Best wishes and Good luck for everybody.

デナリエアータクシー各社どんどん飛んできます。

なんと、Sheldon AIR SERVICE社は2機飛んできた。
慌ててテントたたんで荷物詰めて滑走路へ。


Seldon Air Service無事着陸。
タイヤの下にスキーの板履いています。

バイバイ~!デナリー!

氷河の末端っ!
バッキバキだー。

氷河が続いています。


デナリ国立公園上空。

無事にタルキートナー空港に到着。

荷物たち

SAS事務所内にあるデナリ山模型で再度、ルートを見てみよー。


デナリ国立公園レンジャーステーションへ。
下山報告とトイレ返却。

トイレ。お世話になりました。

今年の2017年のデナリ登頂者が237人に増えてる!
そしてパーセンテージは31%!
増えたとは言え全然低いなー。
デナリキャンプ4やデナリキャンプ5、そして山頂からもずーと見えていたFORAKER(フォーレイカー山)は今年の登山申請者は11人で登頂者0人。厳しい〜(泣)

よーしやー
ランチの希望は肉〜肉〜肉〜!
タルキートナーはシーズンを迎えていて、村は観光客や訪問者で、人だらけ!
ランチもあちこち混み混みで、待つのがいやで第一希望のビーフステーキ店は満席、第二希望のロードハウスも満席。
そして第三希望のポークリブ店に席の空きがあり!


迷いなくポークリブ店へ!
食いごたえ満点!
最初はうまいうまいと齧り付いていましたが、最後の方はちょっとパサツキ感が・・・・。

もちろん完食。


メンバー全員一緒の行動はここまで。

メンバー2人は、今晩の便でアンカレッジ発。ギリギリ間に合いました。この後シャワーを浴びて荷物整理して、電車にてアンカレッジへ向かい、駅よりタクシーにてアンカレッジ空港へ。

そしてメンバーの1人は大変残念なことに、登山の日程が遅れて、見越していた予備日を1日超えてしまい本日の19日の早朝便が元々の予定フライトだったが間に合わず。
ネットで明日の早朝便が取れました。
結構高額だったみたいですが、もうここは金額ではない!と言っていました。
本日このあとシャワーして、荷物整理をして電車でアンカレッジへ移動して空港へ。

私ともう一人は、奇跡的にも予備日をマックスに使った日程となり、スケジュールの予定通り今日タルキートナー、明日アンカレッジに泊まって明後日の早朝便で帰国の途へ。

みなさんさようなら(;_;)/~~~
Safe trip back!!!

Swiss-Alaska inホテル
またお世話になります(笑)
最初から最後までThank you!!
さー荷物干しと整理がこれまた大変!!!!

気づけば21時。
ランチのスペアリブ食べ過ぎってのもあって、あまりお腹空いていなかったが、あのステーキをもう一度〜。
急いで、ランチに満席で入れなかったビーフステーキ屋さんのTWISTER CREEK RESTAURANT  HOME of DENALI Brewing Coへ。

閉店1時間前の22時に駆け込みセーフ!

ラストオーダーと共にステーキー&アラスカ地ビール!!!!!!
めっちゃうまい!

\(^o^)/

22時55分。お店も締まり、さすがに誰も歩いていない、タルキートナーのメインストリート(笑)

デナリ登山ブログ

Denali Expedition 2017 Day20 ナイトウォーク②(6/18デナリC2 〜 6/19デナリBC)

13時起床!

ファイントラックテント

昨晩は、デナリキャンプ2滞在は私達パーティーのみでした。

デナリキャンプ2を素通りしてキャンプ3を目指す登山者たち。

おっ!ダッフルバッグがTHULE!!!

キャンプ2にキャッシュしていった荷物やゴミを探します。
ゾンデで荷物探知!

準備完了!
今日は、距離長いがBC目指してGO DOWN!
現在18時。本日も夜山歩き。


完全防備!
これだけしていても20日間雪の上にいたら焼けましたけどねー。
恐るべし極地の紫外線!!!!

あの日の当たっているところは、少しは暖かいんだろうなー。
まさに陰と陽がはっきり。

確かに、夜歩くと雪の緩みは昼間より良いけど、寒い。
眠い。でもコレが安全登山と言われるから夜登山を続けます。
氷河も末端に行けば行くほど、2週間前の登り時にはなかったルート上のクレバスや踏み抜き跡。
歩きやすさとしては4月末や5月が安定しているのだろう。でも、キャンプ5や山頂での極寒を少しでも和らげる日となると6月〜7月初なんだろうなー。
んーいづれにしても、予定を立てる1年前や半年前では、その年の降雪の状況や、晴天率、好天の可能性、悪天候予報などは予測不可能。
天候に左右されるため、年によって登頂率が違うのも納得できる。

ソリの限界以上荷物を積み上げてから、よくソリがヒックリ返り毎回、ソリと繋いでいる棒のカラビナを取って、ソリへ戻って起こして、そして棒をまたカラビナでザックに付けるという作業に苛立ってきた。

Kahiltna Glacier
カヒルトナ氷河を下る

なんど見ても飽きない〜いい景色!

途中の休憩風景。
ボーとずーと眺めていたい。

太陽が反対の山に隠れて、Kahiltna Glacier(カヒルトナ氷河)が日陰になった。
登山道は確実に日陰。
21時30分です。


デナリ山山頂あたりに傘雲(怖)
上は強風かなー。明日天気崩れるってこと?
入山前から「今年は、晴れが長くと続かない」と聞いていたが、ホントにチャンスは極小でしたね。


さー寒い夜が来るぞー。
まー標高はかなり降りているので昨晩よりは良いかな?

デナリキャンプ1到着。

ここにもキャッシュしていった荷物とゴミがあるので回収。

またまた荷物整理。
サンタクロースでもこんなにソリのモノ載せないだろうなー。

食料補給や暖かいもの飲む。
じっーとしていると、ただただ寒い。

時間的にも、体力的にも取りに戻ってくる余裕はないので、
もーマックスマックス!で行きます!


よーし!ここC1からBCへ向けて出発だ〜!

PATの荷物とメンバー

ただただゴールBCを目指して歩く。
C1からBCは少し下りで、途中平坦、そして最後は登り。ここは、ホントにイヤになるぐらい長かったな〜。
まだそんなに眠気はないが、ほぼ無心で歩く。


途中、クレバスが多々ありました。
入山した往路の20日前にはなかった割れ目たち。
確実に気温は上がり5月→6月になり氷河にも変化が。

私たちは登りは日中移動していたが、この時期はみな夜移動。

未だに登ってくるグループはありました。

日本人隊や日本人を含むミックス隊も大人数で2組ほどスレ違いました。

何時間歩いただろう。
アラスカはもうそろそろ朝だ。
とは言え、結局真っ暗になることはなかった。
今回、アラスカ登山で一番不要なモノは、ヘッドライト!ランタン!(笑)

時計を見ると、ただいま3時30分すぎ前。

アラスカの朝焼けです。
めっちゃキレイ!
music with

Edvard GriegMorning mood

好きなクラシック曲の1つ。
朝はやっぱりGreigでしょ!

20日間の登山ももうすぐ終わりだー。
2時間平らな雪原を歩き1時間30分の登りでBCだー!
がんばれ〜my self and memberたち〜!!

いやーホントに綺麗でした。
キレイな朝焼けでしょ!
今回の登山のご褒美の1つだー!

このあとぐらいからめっちゃ睡魔に襲われる。
唇噛みながら、痛みで眼を覚ましておこうと、睡魔と戦う。
歩きながらウトウト。

そんななか、BCへの登りに差し掛かる。
スノーシューのカカトにあるバーを上げ、一歩一歩進む。
BCから出発してくる、これから登山と元気な人たちとすれ違う。
これからの状況を聞かれたりもしながら歩く。

BCのキャッシュポイント!が大変なことに!

かなり埋めて行ったはずの、ゴミやガソリン缶が見えてる。

20日間でかなり雪が溶け、しっかり埋めていったのに出てきてる。

そしてカラス的足跡がある。

ゴミは喰い散らかされている(泣)

一個一個拾って、ランディングポイント(BC)へ。

ふー見えてきた〜。

朝の6時。
今日もよく歩いた。
昼過ぎに起きて、18時過ぎに出発して、途中のC1でのキャッシュ探しや荷物整理、休憩が1時間30分を含め約12時間行動。
眠くもなるなー。

C2(18時25分発)・・・C1(21:50/23:20)・・・BC(600到着)

眠いし寒いし、テント張ってちょっと仮眠しよっと。

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ここでまた停滞?安全第一(泣) Denali Expedition 2017 Day18(デナリC4滞在)

朝起きたら、なんかテントの縁が潰されている感があり、シュラフから出ようとするとテントの上から何かバサッ〜〜と落ちる音。
えっ?
(-_-;)

テントのジッパー開けて外を観てみると

あ〜〜
れ〜〜
❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄

 

 

GOOD  BAD MORNING! だー。

ガビーンー💦
_| ̄|○

キャッシュしたバックから食料取り出し。

パスタ!とクリームチーズソース
SOTOのMUKAストーブです。
ポンピングして使います。
ホースが熱で溶けて、修理して使っています。
火力ばっちグー!

では、仕事に取り掛かるか〜。

雪かきが始まる。

その後、ご近所さんたちと井戸端会議。

「ここから下山で危ないところは数カ所。
一番はウィンドコーナーまでのトラバース道は、雪崩が発生しやすい。そしてウィンドコーナーの強風。
現に、2012年の6月14日にこのウィンドコーナー付近の雪崩に日本人5人パーティー中4人が巻き込まれて亡くなっている。
慎重に行くため今日はデナリキャンプ4に停滞と決めた。


ヘッドウォールには多くの登山者が見られる。
登っているのか?下ってきているのか?

結構上の方のフィックスロープについている人までが確認出来る。
雪は完全に止んだが、風は少しある。
このヘッドウォールにも小さな雪崩の跡が縦筋でみられる。

いやー、登頂日や登頂後の下山でこの雪に見舞われていたら、大変だっただろうなー。
そう考えるとホントに、登頂日は私達が登った日とその前後の計3日間だけだったってことか。
般若心経のおかげです。

英彦山の神々!ありがとうございます!

 

フォーレイカー山もキレイに見えてきた。


風も止んで穏やかになってきた。
でも停滞。


天気は☀!
でも停滞。


行けそうな気がするが、昨晩から朝にかけてすごい大雪だったので、この晴れ具合で雪が緩み雪崩れる危険性大だから、1日待とう。

ここでRafaelの帰国日が本人が思っている日と実際の予約が違うことが発覚。
21日発ではなく、20日発だった。
これによりメンバーのそれぞれの帰国日は下記
19日、20日、そして21日。
一番はやい人に合わせてここからの下山スケジュールを考えると、
17日:C4→C2。18日:C2→BC(夕方着)〜〜タルキートナー〜〜アンカレッジ空港。
無理とは言わないが、かなり厳しい。
でも少しでも狂うとアウト。
帰国便を変えるしかなくなる。
20日や21日はまだどうにか間に合いそうだが。
これもどうなることやら?

夕刻、一人でレンジャーステーションへ。
ずーとかじかんでいる右手の薬指と中指と人差し指、そしてちょっとマシだけどでも感覚が遠い左手数本。
そして両足の10本の指もなんとなーくしびれたような状態。
を見せに行った。
Frostbite?それとも?

指の先をつままれたりして知覚チェックされた。
まーどの指も一応知覚はある。

しもやけと言われました。


絶景!
テントの周りの雪かき終えて、埋もれていたテントたちが出てきています。

絶景2

今日の夕食はフリーズドライの「畑のカレー」と「味噌汁」&アルファー米。

SOTOで!でも内で湯沸かし〜。
POWERFUL SOTO!!!

うっめー!
やっぱり日本人は和食が一番ですねー。
カレーも具だくさんでありがたい。

 

今日は、まさかのキャンプ4停滞でした。

夜、久しぶりにラジオでの天気予報を聞いた。
晴れのち雪。
6月も中旬となり、日中は太陽が出て温度が上昇し、雪が緩んで来ています。クレバスがあちこち開いてきていて、ヒドゥンクレバス(隠れクレバス)の報告もあがっています。
また昨日もクレバスに落ちる事故が3件起きました。
デナリ登山中の皆さん!特にベースキャンプ〜キャンプ2間の移動は昼間ではなく夜間をオススメします。

SAFE CLIMBING!

おっと!
Windy Cornerでの強風や雪崩注意のみならず!
クレバスが開いてきているや雪の緩み注意情報も加算されている。
日々動いている山だなーデナリは。

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油断大敵下りもかなり危険! Denali Expedition 2017 Day17(デナリC5(17200ft)〜デナリC4)

おはようございます。
12時すぎ起床

まー朝帰りでしたから(笑)

白夜とは言え、キャンプ場に日が当たりだしてみな行動開始しています。
じゃなきゃー寒すぎ〜。
この高さでは、日が当たっても風吹けば激寒だけど。

オーバーブーツはカチコチ。

しっかり薄っすら凍っている(冷)
息を吹きかけて、温め開始。
は〜は〜は〜は〜っ。
息が苦しい。
手が。。。。。かじかんでるー。

では、装備を片付けて、テント撤収してC4へ下山。
足や手の指先の感覚が遠くてにぶい。
かじかんでる〜ので細かい作業がしづらい・・・・。

あっちはグループ登山チーム。
多分AMS(アラスカ マウンテン スクール)だろうな。

16時出発して下山。

昨日、6190mの地から降りてきているから、この5300mの地は呼吸少し楽かと思いきや、全然苦しい。


ロープを上から張り気味に下山。
まだ全然気が抜けない!急な下り。

ナイフリッジの細い稜線
慎重に下ります。

フィックスロープの下りも1ピッチ1ピッチ、確保しながら下りました。

ぱっくりクレバスを越え、安全な斜面まで降りてきました。
いやー危ない所だらけ。


ガスってきてホワイトアウト。

キャンプ4のテント場に戻ってきたのは23時すぎ。

7時間かかりました。

数日前、停滞中にテント内で、紙面上でしたが残り少ない日にちに対しての山行スケジュールを考えていましたが、「キャンプ5からアタックして、そしてキャンプ5へ戻り、荷物をまとめてテント撤収してキャンプ4まで降りてくるまでを1日で考えたりしましたが、案は紙面上可能そうにみえても、高度的、体力的、精神的には、かなりハードで無理なことでしたね。24時間行動。
危険危険。

リフィル カップヌードル〜。
2個いただきまーす。
SOTOバーナーのウインドマスターは、沸きが早い!

明日からまた荒れる予報(泣)

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デナリ登頂日! Denali Expedition 2017 Day16(6/14デナリC5(17200ft)〜6/14デナリ山頂(20,320ft / 6190m) 〜6/15デナリC5(17200ft)

5月26日に日本をバタバタ出発して、20日目!
初っ端からタクシー捕まらない、タルキートナーからデナリベースキャンプへ飛べない数日、キャンプ4での天候回復待ちの待機停滞含めた7日間滞在、&タイムアウトの撤退者達との交流や自らの登頂も諦めかけたり、キャンプ4からキャンプ5への困難と寒さと判断ミスやパッキングの失敗などなどありましたが、どーにかこの地・この日を迎える事ができました。

さぁーーーーーーーーー
北米最高峰!アラスカ・デナリ山6,190mにアタックする日がやってきました。

天気は申し分ありません。
頑張るぞ〜!

グーテンモルゲン!(Good morning)
キャンポでシンコ!(CAMP 5)
偶然3人が信号色だった(笑)


絶好のアタック日和!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
写経した甲斐があったなぁー!!(笑)

山頂はここから見えないが、太陽の真下あたりが山頂!!

中央の黒い岩との鞍部がDENALI PASS(デナリ パス)

ルートはこんな感じ(ピンク線)


30分ぐらい直登して、そこから急斜面沿いにすれ違うことが出来ない、滑ったら終わり的な所が多い狭いトラバースを上り詰めてデナリパスへ。

さぁー!行くぞ〜!(^o^)/
あっ。暖かそうですが、めちゃ寒いです。

2017年6月14日アラスカ時間午前11時40分。
デナリ山頂に向けて出発です!!!

見たまんまのいきなりの直登を登ります。
こんな直登は体力と気合のある最初で良かったと振り返ります。

とにかく1歩1歩タカチ歩。
登っているときは、フーフーハーハーでそんな冗談も思いついていませんが・・・(笑)


直登を登り終え、トラバース道に入って振り返った時。
次々に登って来ている登山者と雄大な景色をパシャ。
デナリキャンプ5も下に映っています。

パノラマ撮影!まだ、写真撮る余裕あり!

デナリパスへの途中のトラバース道では、ザイルワークで確保する箇所も2箇所ほどあり、前の遅いパーティーを追い抜くにも高巻きが危険な箇所が続きペースは乱れがち。
立ち止まっての休憩もとりにくいためとにかく休憩はちょっとした渋滞や確保の前後に呼吸を整える程度。

デナリパスまでの道のりでメンバー1人がちょっとペースダウンしましたが、まだまだ大丈夫!

デナリパスに到着。

このデナリパスは思ったより狭く傾斜もきつく、岩場が多く足場が悪かったためゆったり休憩するにはちょっと不安定。
そして、登山者はみなここでの休憩を目指して頑張って来ているので、人も多い。(-_-;)
そんな中でもメンバー全員行動食を上手に取り、水分補給。
出発前にCOMOパンを袋からだし、4分の1にカットしてビニールに入れていたので、ミトンのままでもそのままむしゃぶりつけました。

ここからも直登が続きますが、稜線の岩場を越え登ります。


登山前にタルキートナーのレンジャーステーションにて受けたレクチャー時に見せてもらったデナリパスから先のルート映像

このさきの尖ったのが、Archdeacon’S Tower。
Archdeacon’s Towerを直訳すると「助祭の党」
助祭とはキリスト教の教会職務。司祭(神父)の次の位。

和訳にしてもキリスト教ではない私は意味がピンときませんが、ピーク(司祭)の手前の塔って意味なのでしょうか?
それとも助祭が被っている上着のフードが尖ってるから?

まーとにかく道のりは長いです。
Archdeacon’s Towerは前方左手に見えていますが、近くに寄れば寄るほど尖ってそそり立っています。

Archdeacon’s Towerの手前で、出発時100%だった防水スマホと防水Sony Cyber Shotは電気入らず。。。。。。
寒さによる凍結?
高級カメラたちは起動しています。

Archdeacon’s Towerの鞍部に到着して、かなりもったいないけど、50mぐらい下ったらそこはFootball Fieldに出ました。
ホントにサッカー場ってぐらい平坦な雪原です。
ただこの5500m以上の地でサッカー場と言われてもピンと来ませんがね。ボール蹴りたいとも思わないし、まず走れません(笑)
ただ、アタック開始のキャンプ5からずーーーーーーーーと登りだったので、この平地はありがたい。
でも結構雪が絞まっていなくて、ところどころでズボズボ踏み抜きがあり、意表を突かれまくり疲れました。
この数日は誰も登っていないし、ルートも完全に消えているので、みんな新雪の上を歩いて、踏み抜き跡がいっぱいありました。

さーいよいよ核心部へ。

ちょっとした傾斜が出てきたら、即ペースは落ちます。
呼吸を激しくしないと息がつづきません。
5500mってこんなに苦しいところだったかな?とびっくりです。

斜度もきつくなりほぼ直登。ふみ固まっていない雪面をキックしながら登ります。

踏み跡を辿って踏み込みますが、私の方が体重が重いのか、全然埋まります。((泣))
雪はほぼパウダー状態。
しんどいわー。

Kahiltna Horn目指して直登は続きます。

Kahiltna Hornの稜線まで辿り着けました。
ここが山頂だったらなー。
長〜〜い稜線の向こうにもうひと登り待っていました(悲)

この稜線もまったくもって安全ではなく、ふらついてトレースから足でも踏み外そうものなら、すぐに斜面をシャーと転げ落ちそう。
息苦しさも半端ありません。
標高自体は、南米最高峰のアルゼンチン・アコンカグア峰6960mと比べれば約1000mほど低い地なので酸素の薄さも知れているはずですが、全面雪山&極地ということもあるのでしょうか。めちゃ苦しいです。
もう、呼吸と決まった動き(足を前に出す)しかしていません。
その他の動きをするものなら呼吸が乱れて大変でした。
稜線に出ているとはいえ、どんどん登ります。

結構登ったなーと思って振り返ると、Kahiltna Hornはhorn(角/槍)どころか平にしか見えず。。。。
フォーレイカー山が眼下に低く見えます。

メンバーの一人はすでに、体力を使い果たし、極限状態。
「足が止まったら、下ろす」という条件付きになりましたが、足を止めません。精神力も強いです。
下山後聞いた話しですが、「もう一心不乱に足を出していたと思う。全然覚えていない。山頂はまだかーまだかー」という思いはあったとのこと。頑張りました・

稜線辿り着いてから山頂までが長い山はたまにありますが、ここもそうかー((泣))
というぐらい遠いです。
風が弱いということがホントにラッキーでした。

あまりにピークが遠すぎて、しんどそうなメンバー見て「もーここで良いんじゃない?」となんどか思いました。
が、足を止めません!

風が強くなってきました。
やばいやばい!急げないがいそげー!


まーなんだかんだ言いながら、頑張って足を止めず歩き続けます。
太陽は燦燦と照らしてくれています。
身体は寒いけど、太陽が出てくれているだけで心は温かい。
この太陽の高さ!今何時だと思います?
A:14時。
B:15時。
C:16時。
D:18時。
E:20時。
F:22時。
G:24時。

そして〜!

七大陸最高峰・第五座目!

北アメリカ最高峰・アラスカ/デナリ6190m登頂しましたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー━━━━(゚∀゚)━━━━!!

イエイ!^_^

Summitには三角点ならぬ、丸マーク!

ELEV. 20,320 FT.△
MT. McKINLEY EXPEDITION

2017年6月14日 22時40分登頂!

強風で山頂には5分も居れなかったです。
写真からは寒さや強風は伝わらないと思いますが、結構極限でした(笑)

below 40(マイナス40度)行ってたんやないかな?

登り11時間(*_*)
よく歩きました。

1つ残念なことは全員登頂とはなりませんでした。
※いいペースできていて、デナリパスの休憩で、インナーのグラブが氷河に滑り落ちてしまい、凍傷を恐れての撤退。


この太陽の高さで23時ですからねー。
白夜バンザイ!

往路を永遠と下る。下る。下る。下る。
ふらつくメンバーを2人体勢で必死にタイトロープで下る。
みんな極限でした。
無線で連絡を取り先にキャンプ5へ下山したメンバーの一人が、キャンプ地からの直登の途中まで迎えに来てくれました。

キャンプ5に戻ったのは朝の4時すぎていました。

崩れ込むようにテントに入る。

途中、デナリパスから別れたメンバーよりインナーグローブを滑り落としてしまったことを聞く。
辛くて、悔しかったと話す。
そして、登頂出来た私達を心から祝福してくれました。

辛くて悔しかったでしょうが、心のやさしさに感謝感謝です。

落ちるように寝ました。
いや、気絶かも・・・・(笑)

スポンサーの社々!
サポートありがとうございました!

SOTO/ソトガス


MONTURA/モンチュラ

COMO/コモパン!


THULE/スーリー

そして〜

山旅人/Yamatabito

KEEN/キーンの旗がなーい!
SEALSKINZ/シールスキンズも旗がない!

C5High Camp(17200Ft/5240m)泊

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