2017山旅人高千穂ガイド千秋楽ツアー 出雲の国Vol.1 Day1

今年もやってきました。山旅人社の千秋楽ツアー。
各ガイドさんが登り納めとしてツアーを作って一緒に楽しみます。
今年の高千穂ガイドの千秋楽は!
出雲の国の山に登り、出雲大社に参拝へ行き、出雲のご飯食べて、出雲の秘湯へ泊まり、出雲の注連縄作り 〜 with 出雲出身スタッフと共に〜

出雲国!
古事記には「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」(雲が湧き出るという名の出雲の国に、八重垣を巡らすように、雲が立ちのぼる。妻を籠らすために、俺は宮殿に何重もの垣を作ったけど、ちょうどその八重垣を巡らしたように)
雲が湧き出る国・・・出雲神話を訪ねます!

大山

出雲の国に到着するやいなや、山旅人スタッフの津森くんの家から、奥さんのお姉さんと娘さん(次女)がバスに乗り込んできて歓迎の挨拶!
あー、あまりの突然の演出に圧倒されて写真撮り忘れた。

まず初日は出雲国の東玄関口となる東出雲へ。
着後、おちらと村にて地元の野菜をふんだんに使ったお弁当をいただきました。

ここは有名な干し柿の産地。

畑地区の柿小屋は独特の構造で、木造3階建ての総ガラス張り。
11月〜12月は、各生産農家の柿小屋の2階3階部分の窓を取り外し収穫された柿がずらっと垂れ下がり、じっくりと天日に干され、その甘みを熟成、濃縮。
建物がオレンジに染まりキレイ!

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2017m雲取山 2017年 VOL4

メモリアル登山2017。

2017mの雲取山に今年だけで4回目。

1回目、4月
埼玉県/三峯神社・・・雲取山荘泊・・・雲取山2017m・・・小雲取山・・・東京都/鴨沢下山
↓↓
https://takachihoguide.wordpress.com/wp-admin/post.php?post=17867&action=edit

 

2回目・5月
山梨県/お祭り登山口・・・三条の湯泊・・・雲取山2017m・・・雲取山荘泊・・・埼玉県/三峯神社下山
↓↓

https://takachihoguide.wordpress.com/wp-admin/post.php?post=17947&action=edit

3回目・6月
埼玉県/三峯神社・・・雲取山荘泊・・・雲取山2017m・・・小雲取山・・・東京都/鴨沢下山
↓↓
https://takachihoguide.wordpress.com/wp-admin/post.php?post=18138&action=edit

そして4回目・9月
東京鴨沢登山口・・・七ツ石小屋泊・・・小雲取山・・・雲取山2017m・・・小雲取山・・・鴨沢下山

来年は依頼はまだなし(笑)

JR奥多摩駅で合流。
東京とは言え、遠い(笑)

鴨沢上の駐車場からスタート
雨ギリギリ止んで良かった。

あれ?前回までなかったぞ。
こんな大きな看板。

すっごく整備されたいい道を今日は七ツ石小屋へ。
3時間30分〜4時間ほどで到着。

雲取七ツ石小屋

2年ぶりに泊まるなー。
村営になりました。
素泊り4000円!ありがたや。
食事は自炊です。

ソト ウインドマスター
SOTO Wind master

七つ石小屋内は、キレイすっきり片付けられていました。

ソト ストームブレイカー
SOTO STORM BREAKER

夕食の準備。
持参した30cmの金鍋〜。
と小屋番さんの分も〜と食材めっちゃくっちゃ持ち上がりました。
そして!SOTOバーナーの新商品:ストームブレイカーを使わせてもらいました。
火力がかなり強くて最高!

このストームブレイカーは、ガス缶もガソリンも両方使える優れもの!
5月のデナリ遠征で持って行きたかったのですが、厳しい商品検査がクリアー出来ず、商品完成が遅れたため間に合わなかったバーナー。

ソト ストームブレイカー
SOTO STORM BREAKER

じゃじゃ〜ん
美味しい鍋!
お肉、白菜、キャベツ、舞茸、しめじ、長ネギ、コーンも入って盛りだくさん鍋!

なんと今の小屋番さん(藤本夫妻)の奥さんの方(多美子さん)は、3年前のメイン小屋番あつしくんのサブで入っていた子みたいで、「高千穂ガイドってもしかして〜」から始まって、いろいろな話で夜な夜な盛り上がりました。
常連の方もソロで男性と女性が1名ずつ来られてて、こじんまりとした小屋ならではの、すぐにみんな仲良くなって一緒に食べて飲んで楽しい夜でした。

高千穂ガイドブログ

幌尻岳登山 振内コース 〜渡渉ルート〜

幌尻岳
これも山をやっていない人は読めない難読漢字。
しかもあて字。

山名はアイヌ語で「大きな山」という意味。

ポロシリダケ。

日本百名山の中で、挑戦したけど登れなかった山のベスト5に入るだろう。
まーその登れなかった理由を難易度に置き換えると、下記のようないろいろな難易度があります。

①技術的難易度

②歩行距離的難易度

③アクセス的難易度

④季節・時期的難易度

⑤不可抗力(天候や地形)

くまさん荘からの朝の景色

爽やかな朝です。

今日、明日、明後日と天気は良さそうです!

今回のメンバーは去年からのリベンジ組なので、大喜び!

ホントに天気だけはどうしようもないですからね。

もうかれこれ10年近く前になるが、「今回が幌尻岳4回目!絶対登らせてね〜」と空港で会うなり言われた方もいた。

そう、ここ幌尻岳は難易度的にいうと、⑤の要素がMAXなのです。

予備日は使わずに行けそう〜!

豊糠山荘

旧豊糠中学が廃校になり、今は豊糠山荘となっています。

幌尻岳に登るには、ルートは2つ!

1、振内コース(額平川・渡渉あり)

2,新冠コース(渡渉なし)

1,振内コース
一般登山者は、シャトルバスを利用すると、第二ゲートまで入れます。
第一ゲートは施錠されているため、超えるには車は不可!徒歩となる。
また第一ゲート付近には駐車場的なところもないため、駐車場となるとこことよぬか山荘。
とよぬか山荘から歩くと第二ゲートまで21.6km!
登山口着いたらもうヘトヘトですね。

シャトルバス距離
幌尻岳シャトルバス運行位置図

ずーと砂利のほぼ平坦だが凸凹林道。

シャトルバス利用は、人数制限があります。
事前予約が必要です。
幌尻山荘ととよぬか山荘利用にも、予約が必要なので同時にどうぞ!

予約時に希望の往復便の時間も伝える必要あり!

平成29年・2017年版ですが、シャトルバスの時刻表!

とよぬか時刻表
幌尻岳シャトルバス時刻表

ガタゴト〜ガタゴト〜シャトルバス(マイクロバス)に揺られること約1時間。

第2ゲートの駐車場に到着。
仮設トイレと待機コンテナ小屋あります。

第2ゲートから引き続きのやや上りの林道を7.5km で北海道電力取水施設

 

額平川

額平川がかなり下に見える。

3時間で北電取水施設に到着。

ここにて休憩。

さて、この先から渡渉が、すぐ始まるわけではないのです!

さらに、沢沿いを約1時間歩いて第1渡渉ポイントに到着。
ここでランチタイム&装備を沢モードに変更タイム!

沢靴に履き替え、ヘルメット装着して、登山靴を仕舞って、ハーネス、カラビナチェックしていよいよ渡渉の始まりです!

沢は穏やかで、水量は少ない。
絶好の幌尻登山日和だー!
雪解けも含まれているから、水は結構冷たい。
さー幌尻山荘まで渡渉何回でしょーか!

1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,
13,
14〜これも1本と数える?
いやこれは13のほんの支流だから数えず行きましょう。
14,15,16,17,18,19,20

そして〜21本目〜!

奥は深いぞ!冷たいぞ!

終わり〜!

距離として2kmちょい。の渡渉でしたが、道は渡渉してちょっと川沿いに歩いて、また渡渉で反対側へ渡って、川沿い歩いてとかなりクネクネ蛇行山行でもっとあるいたような気もしますがね。

幌尻山荘に到着。

今日はある意味、特別に渡渉が楽でしたねー。
かなり構えてきていたメンバーは、無事に渡渉を終えて大満足。
余裕すら有りました。

 

COMOパン
コモパン

ザックから食料など出して、今晩の夕食用、明日の朝用、明日の昼用の行動食、そして明日の晩用と明後日の朝用と!

コモパンだけ寄せていると、隣に愛知県の山のメンバーがいて、「コモパン?」知っとるだがや〜!と、会話が始まり、でもこのソフトコッティは知らなかったみたいで、興味津々。

食べてみてくださーい。
「コモの輪」広がっています(笑)

 

コモパン
ソフトコッティ

みんなの明日の行動食はコモパン(笑)

 

マウンテンハウス フリーズドライ
Mountain House フリーズドライ食

まだまだ有ります。Mountain Houseのフリーズドライ食。
かなり重宝!

北海道にいながらアメリカのフリーズドライ食を堪能。

これには、周りの人たちもこれまた興味津々。

今晩の夕食メニューは

LASAGNA ラザニア!

RICE & CHICKEN  ライス&チキン

BEEF STEW ビーフシチュー

 

アメリカンミックス!(笑)

 

さて、明日の予定。
元々はここ幌尻山荘に2泊の予定。
ですが!
今日の渡渉が思ったより楽だったのか(メンバーのレベルと言うより、額平川の水量がかな〜り少ないおかげがその楽だった一番の要因)明日登頂後ここに泊まらずそのまま下山出来るのでは?案が出てきました。
もちろん出来ますが、第2ゲートを17時のバスに乗るための逆算してみましょう!

万が一を考え16:30第2ゲート着で考えます。
今日は、第2ゲートから渡渉始まりまで3時間30分かかりました

そして、渡渉の繰り返しで幌尻山荘に到着まで2時間。

逆算式
16:30第2ゲート←←←13:00渡渉終わり←←←11:00/10:00幌尻山荘←←←7:10/6:45幌尻岳←←←2:30幌尻山荘

ということは、朝2時に起きて、2時30分に出発すれば幌尻岳登って、渡渉して第2ゲートから17時発のシャトルバスに乗れて、そのまま下山は可能ですよ。
そして降りて、くまさん荘!!に泊まることが出来るかも!

条件は
※2時に起きれるか?
※くまさん荘が空いているか?

高千穂ガイドブログ

ここでまた停滞?安全第一(泣) Denali Expedition 2017 Day18(デナリC4滞在)

朝起きたら、なんかテントの縁が潰されている感があり、シュラフから出ようとするとテントの上から何かバサッ〜〜と落ちる音。
えっ?
(-_-;)

テントのジッパー開けて外を観てみると

あ〜〜
れ〜〜
❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄

 

 

GOOD  BAD MORNING! だー。

ガビーンー💦
_| ̄|○

キャッシュしたバックから食料取り出し。

パスタ!とクリームチーズソース
SOTOのMUKAストーブです。
ポンピングして使います。
ホースが熱で溶けて、修理して使っています。
火力ばっちグー!

では、仕事に取り掛かるか〜。

雪かきが始まる。

その後、ご近所さんたちと井戸端会議。

「ここから下山で危ないところは数カ所。
一番はウィンドコーナーまでのトラバース道は、雪崩が発生しやすい。そしてウィンドコーナーの強風。
現に、2012年の6月14日にこのウィンドコーナー付近の雪崩に日本人5人パーティー中4人が巻き込まれて亡くなっている。
慎重に行くため今日はデナリキャンプ4に停滞と決めた。


ヘッドウォールには多くの登山者が見られる。
登っているのか?下ってきているのか?

結構上の方のフィックスロープについている人までが確認出来る。
雪は完全に止んだが、風は少しある。
このヘッドウォールにも小さな雪崩の跡が縦筋でみられる。

いやー、登頂日や登頂後の下山でこの雪に見舞われていたら、大変だっただろうなー。
そう考えるとホントに、登頂日は私達が登った日とその前後の計3日間だけだったってことか。
般若心経のおかげです。

英彦山の神々!ありがとうございます!

 

フォーレイカー山もキレイに見えてきた。


風も止んで穏やかになってきた。
でも停滞。


天気は☀!
でも停滞。


行けそうな気がするが、昨晩から朝にかけてすごい大雪だったので、この晴れ具合で雪が緩み雪崩れる危険性大だから、1日待とう。

ここでRafaelの帰国日が本人が思っている日と実際の予約が違うことが発覚。
21日発ではなく、20日発だった。
これによりメンバーのそれぞれの帰国日は下記
19日、20日、そして21日。
一番はやい人に合わせてここからの下山スケジュールを考えると、
17日:C4→C2。18日:C2→BC(夕方着)〜〜タルキートナー〜〜アンカレッジ空港。
無理とは言わないが、かなり厳しい。
でも少しでも狂うとアウト。
帰国便を変えるしかなくなる。
20日や21日はまだどうにか間に合いそうだが。
これもどうなることやら?

夕刻、一人でレンジャーステーションへ。
ずーとかじかんでいる右手の薬指と中指と人差し指、そしてちょっとマシだけどでも感覚が遠い左手数本。
そして両足の10本の指もなんとなーくしびれたような状態。
を見せに行った。
Frostbite?それとも?

指の先をつままれたりして知覚チェックされた。
まーどの指も一応知覚はある。

しもやけと言われました。


絶景!
テントの周りの雪かき終えて、埋もれていたテントたちが出てきています。

絶景2

今日の夕食はフリーズドライの「畑のカレー」と「味噌汁」&アルファー米。

SOTOで!でも内で湯沸かし〜。
POWERFUL SOTO!!!

うっめー!
やっぱり日本人は和食が一番ですねー。
カレーも具だくさんでありがたい。

 

今日は、まさかのキャンプ4停滞でした。

夜、久しぶりにラジオでの天気予報を聞いた。
晴れのち雪。
6月も中旬となり、日中は太陽が出て温度が上昇し、雪が緩んで来ています。クレバスがあちこち開いてきていて、ヒドゥンクレバス(隠れクレバス)の報告もあがっています。
また昨日もクレバスに落ちる事故が3件起きました。
デナリ登山中の皆さん!特にベースキャンプ〜キャンプ2間の移動は昼間ではなく夜間をオススメします。

SAFE CLIMBING!

おっと!
Windy Cornerでの強風や雪崩注意のみならず!
クレバスが開いてきているや雪の緩み注意情報も加算されている。
日々動いている山だなーデナリは。

デナリ登山ブログ

 

デナリ登頂日! Denali Expedition 2017 Day16(6/14デナリC5(17200ft)〜6/14デナリ山頂(20,320ft / 6190m) 〜6/15デナリC5(17200ft)

5月26日に日本をバタバタ出発して、20日目!
初っ端からタクシー捕まらない、タルキートナーからデナリベースキャンプへ飛べない数日、キャンプ4での天候回復待ちの待機停滞含めた7日間滞在、&タイムアウトの撤退者達との交流や自らの登頂も諦めかけたり、キャンプ4からキャンプ5への困難と寒さと判断ミスやパッキングの失敗などなどありましたが、どーにかこの地・この日を迎える事ができました。

さぁーーーーーーーーー
北米最高峰!アラスカ・デナリ山6,190mにアタックする日がやってきました。

天気は申し分ありません。
頑張るぞ〜!

グーテンモルゲン!(Good morning)
キャンポでシンコ!(CAMP 5)
偶然3人が信号色だった(笑)


絶好のアタック日和!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
写経した甲斐があったなぁー!!(笑)

山頂はここから見えないが、太陽の真下あたりが山頂!!

中央の黒い岩との鞍部がDENALI PASS(デナリ パス)

ルートはこんな感じ(ピンク線)


30分ぐらい直登して、そこから急斜面沿いにすれ違うことが出来ない、滑ったら終わり的な所が多い狭いトラバースを上り詰めてデナリパスへ。

さぁー!行くぞ〜!(^o^)/
あっ。暖かそうですが、めちゃ寒いです。

2017年6月14日アラスカ時間午前11時40分。
デナリ山頂に向けて出発です!!!

見たまんまのいきなりの直登を登ります。
こんな直登は体力と気合のある最初で良かったと振り返ります。

とにかく1歩1歩タカチ歩。
登っているときは、フーフーハーハーでそんな冗談も思いついていませんが・・・(笑)


直登を登り終え、トラバース道に入って振り返った時。
次々に登って来ている登山者と雄大な景色をパシャ。
デナリキャンプ5も下に映っています。

パノラマ撮影!まだ、写真撮る余裕あり!

デナリパスへの途中のトラバース道では、ザイルワークで確保する箇所も2箇所ほどあり、前の遅いパーティーを追い抜くにも高巻きが危険な箇所が続きペースは乱れがち。
立ち止まっての休憩もとりにくいためとにかく休憩はちょっとした渋滞や確保の前後に呼吸を整える程度。

デナリパスまでの道のりでメンバー1人がちょっとペースダウンしましたが、まだまだ大丈夫!

デナリパスに到着。

このデナリパスは思ったより狭く傾斜もきつく、岩場が多く足場が悪かったためゆったり休憩するにはちょっと不安定。
そして、登山者はみなここでの休憩を目指して頑張って来ているので、人も多い。(-_-;)
そんな中でもメンバー全員行動食を上手に取り、水分補給。
出発前にCOMOパンを袋からだし、4分の1にカットしてビニールに入れていたので、ミトンのままでもそのままむしゃぶりつけました。

ここからも直登が続きますが、稜線の岩場を越え登ります。


登山前にタルキートナーのレンジャーステーションにて受けたレクチャー時に見せてもらったデナリパスから先のルート映像

このさきの尖ったのが、Archdeacon’S Tower。
Archdeacon’s Towerを直訳すると「助祭の党」
助祭とはキリスト教の教会職務。司祭(神父)の次の位。

和訳にしてもキリスト教ではない私は意味がピンときませんが、ピーク(司祭)の手前の塔って意味なのでしょうか?
それとも助祭が被っている上着のフードが尖ってるから?

まーとにかく道のりは長いです。
Archdeacon’s Towerは前方左手に見えていますが、近くに寄れば寄るほど尖ってそそり立っています。

Archdeacon’s Towerの手前で、出発時100%だった防水スマホと防水Sony Cyber Shotは電気入らず。。。。。。
寒さによる凍結?
高級カメラたちは起動しています。

Archdeacon’s Towerの鞍部に到着して、かなりもったいないけど、50mぐらい下ったらそこはFootball Fieldに出ました。
ホントにサッカー場ってぐらい平坦な雪原です。
ただこの5500m以上の地でサッカー場と言われてもピンと来ませんがね。ボール蹴りたいとも思わないし、まず走れません(笑)
ただ、アタック開始のキャンプ5からずーーーーーーーーと登りだったので、この平地はありがたい。
でも結構雪が絞まっていなくて、ところどころでズボズボ踏み抜きがあり、意表を突かれまくり疲れました。
この数日は誰も登っていないし、ルートも完全に消えているので、みんな新雪の上を歩いて、踏み抜き跡がいっぱいありました。

さーいよいよ核心部へ。

ちょっとした傾斜が出てきたら、即ペースは落ちます。
呼吸を激しくしないと息がつづきません。
5500mってこんなに苦しいところだったかな?とびっくりです。

斜度もきつくなりほぼ直登。ふみ固まっていない雪面をキックしながら登ります。

踏み跡を辿って踏み込みますが、私の方が体重が重いのか、全然埋まります。((泣))
雪はほぼパウダー状態。
しんどいわー。

Kahiltna Horn目指して直登は続きます。

Kahiltna Hornの稜線まで辿り着けました。
ここが山頂だったらなー。
長〜〜い稜線の向こうにもうひと登り待っていました(悲)

この稜線もまったくもって安全ではなく、ふらついてトレースから足でも踏み外そうものなら、すぐに斜面をシャーと転げ落ちそう。
息苦しさも半端ありません。
標高自体は、南米最高峰のアルゼンチン・アコンカグア峰6960mと比べれば約1000mほど低い地なので酸素の薄さも知れているはずですが、全面雪山&極地ということもあるのでしょうか。めちゃ苦しいです。
もう、呼吸と決まった動き(足を前に出す)しかしていません。
その他の動きをするものなら呼吸が乱れて大変でした。
稜線に出ているとはいえ、どんどん登ります。

結構登ったなーと思って振り返ると、Kahiltna Hornはhorn(角/槍)どころか平にしか見えず。。。。
フォーレイカー山が眼下に低く見えます。

メンバーの一人はすでに、体力を使い果たし、極限状態。
「足が止まったら、下ろす」という条件付きになりましたが、足を止めません。精神力も強いです。
下山後聞いた話しですが、「もう一心不乱に足を出していたと思う。全然覚えていない。山頂はまだかーまだかー」という思いはあったとのこと。頑張りました・

稜線辿り着いてから山頂までが長い山はたまにありますが、ここもそうかー((泣))
というぐらい遠いです。
風が弱いということがホントにラッキーでした。

あまりにピークが遠すぎて、しんどそうなメンバー見て「もーここで良いんじゃない?」となんどか思いました。
が、足を止めません!

風が強くなってきました。
やばいやばい!急げないがいそげー!


まーなんだかんだ言いながら、頑張って足を止めず歩き続けます。
太陽は燦燦と照らしてくれています。
身体は寒いけど、太陽が出てくれているだけで心は温かい。
この太陽の高さ!今何時だと思います?
A:14時。
B:15時。
C:16時。
D:18時。
E:20時。
F:22時。
G:24時。

そして〜!

七大陸最高峰・第五座目!

北アメリカ最高峰・アラスカ/デナリ6190m登頂しましたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー━━━━(゚∀゚)━━━━!!

イエイ!^_^

Summitには三角点ならぬ、丸マーク!

ELEV. 20,320 FT.△
MT. McKINLEY EXPEDITION

2017年6月14日 22時40分登頂!

強風で山頂には5分も居れなかったです。
写真からは寒さや強風は伝わらないと思いますが、結構極限でした(笑)

below 40(マイナス40度)行ってたんやないかな?

登り11時間(*_*)
よく歩きました。

1つ残念なことは全員登頂とはなりませんでした。
※いいペースできていて、デナリパスの休憩で、インナーのグラブが氷河に滑り落ちてしまい、凍傷を恐れての撤退。


この太陽の高さで23時ですからねー。
白夜バンザイ!

往路を永遠と下る。下る。下る。下る。
ふらつくメンバーを2人体勢で必死にタイトロープで下る。
みんな極限でした。
無線で連絡を取り先にキャンプ5へ下山したメンバーの一人が、キャンプ地からの直登の途中まで迎えに来てくれました。

キャンプ5に戻ったのは朝の4時すぎていました。

崩れ込むようにテントに入る。

途中、デナリパスから別れたメンバーよりインナーグローブを滑り落としてしまったことを聞く。
辛くて、悔しかったと話す。
そして、登頂出来た私達を心から祝福してくれました。

辛くて悔しかったでしょうが、心のやさしさに感謝感謝です。

落ちるように寝ました。
いや、気絶かも・・・・(笑)

スポンサーの社々!
サポートありがとうございました!

SOTO/ソトガス


MONTURA/モンチュラ

COMO/コモパン!


THULE/スーリー

そして〜

山旅人/Yamatabito

KEEN/キーンの旗がなーい!
SEALSKINZ/シールスキンズも旗がない!

C5High Camp(17200Ft/5240m)泊

デナリ登山ブログ