MOSCOWモスクワ観光12日目

今日は,出発まで自由行動。出発までお部屋は使えるということで、荷物を置いたまま観光へ。
貴重品については現地ガイドがよく 「肌身離さず!」と言います。
でも実際は無駄に持って歩いてスラれたり置き引きにあうよりは、スーツケースに入れて鍵かけてホテルの部屋に置いておいた方が安全だと思うのですがね。ただ自分の目から離れ何があっても誰も補償もないからという観点から、「自分の貴重品は自分で守りましょう」&ガイドさんがスーツケースに入れろと言ったから入れて無くなったと言われるのも困るからであろう。まー確かにね(笑)親切心が仇になることもあり得ますからね。
さてさて地下鉄にも乗るし、なるべく手ぶらをお願いし、私自身もバッグやカバンは持たずズボンのポケット4つを上手く使い出発。
左前に地下鉄やモスクワ市街地図。右前にカメラ。後ろ右に半分に折ったロシア・ルーブルの札たちとクレジットカード。そこに部屋のカードキーも一緒に入れていたが、磁気の関係で他のカードと一緒にしたらカードキーの磁気がおかしくなって部屋が空かないという話を何度か聞いていたので、前ポケットに部屋のカードを入れ直す。そして左後ろのポケットにスーツケースの鍵とパスポートコピーの紙。完璧!
ホテルを出て地下鉄駅へ(徒歩3分)。
切符を買って,改札抜けて中心部へ行く側の電車に乗る。5つ目の駅が赤の広場の駅だ。
10時ごろなので地下鉄は混んでいないのでラッキー。
車内でお客さんが「部屋のカードキーはポシェットの奥に入れておいた方が良いね」と独り言の様な質問をする。「そうですね」と私は答えながら自分の部屋のカードキーを再確認するが,ない!?
え?あれ?ポケット4つ探すが無い。ん?あれ?なんで?今ホテルを出て来たばかりなのに。
どこかで落としたらしい。ただ1つ良かったことは、カードキーには番号が書いていない&カードキーの袋は部屋に置きて来たことは確実なので、誰かがカードキーを拾っても部屋は分かり得ない。
お客さんから「ホテルに戻りますか?」と親切に言ってもらったが,袋ごと落としていたら、大変申し訳ないが,即帰る必要があるし、またはお客さんが落としたとかいう事態ならホテルへ帰ることが先決。でも添乗員だし,またカード本体だけだからという理由で「いや,大丈夫でしょう」とそのまま地下鉄で街中心へ。
昨日,ガイドのLISAに地下鉄を降りて、出口を間違わない様にエスカレーター脇の銃を持っている銅像の方を上がればいいと目印を聞いていた。反対側は子供を抱いている像だと言うことも。
駅で電車を降りるとちゃんとその通りだった。
日曜日ということもあり赤の広場は多くの人で賑わっていた。
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11時ちょい前だったので、衛兵交代を待ってみました。いやー微動だにせずの1時間。大変な仕事です。
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さらに足が90度上がらないと採用不可だろうな。
クレムリンのチケット買うのに長蛇の列。並びかけたが諦めようとなり結果クレムリンの外壁を一周歩いた。
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今日結婚式?それとも結婚写真?ウェディングドレス来た花嫁と新郎そして、メイトたちが結構あちこちにいた。
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聖ワシリイ大聖堂も有料。ここでもチケットブースに列。クレムリンよりも少なかったので、ここは並んでチケットを買って入場見学しました。
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お腹はまだそんなに空いてないが、結構歩き回ったので休憩を兼ねてお客さんの希望&念願のレストランやカフェの外に面したテラスでお茶しました。
赤の広場内ということもあり、モスクワで一番高いカフェの1つであろうお店でした。
コーヒーとケーキかアイスクリームで1人3,000〜3,500円!これにランチもしていたら5000円じゃきかないかも・・・・。贅沢な昼時を過ごしました。
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ただ,その贅沢なぼーとした瞬間カードキーを無くしている不安が思い出される。無くしたことはそこまで大したことでは無い。また、カードには部屋番号など書いていないので、まず部屋がばれることも無いだろうという想定ではあったが、しかし!もし部屋の前でポトッと落としていたら!またその部屋の階のエレベーター前などで落としていたら,部屋に入られてしまう可能性はあるという心配がよぎる。
パスポートはスーツケースの中に入れて鍵かけているから大丈夫なはず。ヤバい!パソコンは机の上に出したままだ!本体は取られてもしょうがないと思うとしても中のデーターが・・・・。
など考えてしまっていた。そしてお客さんから「そういえば!昨日ホテルチェックインの時、パスポート提示してその後高千穂さんから返してもらっていないよね?」と言われ「あっ!一緒にスーツケースに入れている」と思い出す。
こりゃーもしものことが起こっていたら私一人が帰れないのではなくお客さんにも迷惑かかる〜m(_ _)mまた、帰国4日後にはスペイン旅行の添乗がある!それまでにパスポートは間に合わないなっとかなり焦りと心配で、ドキドキ。気が気でなくなってきた。
お茶休憩を済ませ,地下鉄にてホテルへ戻る。そうそう、モスクワは大阪と同じく右に人が立つ。↓↓
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ホテルフロントで「部屋の鍵を多分部屋の中に入れたままなので、カード下さい。」「お名前は?「ARIYASU TAKACHIHO」です、「IDまたはパスポートは?」「あー全部部屋にあります」
「では、付添人の元、部屋を開けます」と言ってくれ一安心。部屋に入るとスーツケースやザック,パソコンはちゃんとあった〜!!!!キラ*。・+(*゚∀゚*)+・。*キラ
いやー良かった良かった。
ふー助かった。皆さんご迷惑とご心配をおかけしました。
ホテル裏の民芸品マーケットへ買い物へ。
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ロシアのお土産~といえばー!
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マトリョーシカ人形!こんなにあったら選べん。ちなみにマーケットの半分はマトリョーシカ人形店笑
お買い物して、ホテルに戻り一路空港へ。
モスクワからアエロフロート航空にて成田へ。
13日間お疲れさま&ヨーロッパ最高峰エルブルース登頂おめでとうございましたー。

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エルブルース山山麓(チェゲト)〜ミンボディ〜モスクワへ。

いやー奇跡的な登頂劇を終え,嬉しさとスッキリ感満点!まーそうですよね(笑)
ホテルを8時に出て車で3時間かけてミンボディへ。今日も晴天。
1時間以上経ち、車窓左手に雲?いや山だ,えーエルブルース?
エルブルース山展望
とエルブルース山は日本の富士山並にどこからでも見える山なんです!
チェゲド村を出てしばらくは山に挟まれた渓谷を走るので全然見えませんでしたが,結局エルブルースの南側にチェゲドがあり時計反対回りエルブルースを巻く様に東側そして北側へ回り込み空港がある位置関係です。
エルブルース山展望2
空港近くのローカルレストランにて昼食をきました。シャシリク(シシカバブー)やペリメニ(ジャンボ蒸し餃子)など食べました。
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アンドレイが、このこのエルブルース山を含む周辺に毎年来るがホントに残念なのは,美味しいコーヒーを挽いてくれる店が無い。唯一美味しいと言えるのは空港内に数軒あるうちの2軒のみ。他のカフェやレストランのコーヒーは美味しくない。と言っていた。
私は,そこまでコーヒーにこだわりもっていないから「へー、ふーん」と相づちうって終わったつもりだったが,そのレストランではコーヒーオーダーせず,空港へ。

チェックインまで時間があるので、先にコーヒー飲みにまずは1階のコーヒーショップへ。
「美味しいねー」と私が言うとアンドレイは「ニエート(NO) !何か入れる人が違うから美味しくなくなってる」と言う。マシーンでも人でそんなに変わる?と思ったが,あえて言わなかった。
納得いかないアンドレイは2階にもカフェがあってそこなら美味しいかもということで、まさかにコーヒーハシゴに連行。コーヒーを飲んでアンドレイに「どう?」と聞くと,これは美味しいと言った。良かった良かった。私も「YES, 美味しいね」と言葉を続けた。

チェックインをしてアンドレイとイヴァンとお別れ。「今度は山頂からスキーやスノボー滑走しに来なよ!」と言葉を交わして「バイバーイ!」手荷物検査へと進んだ。
一路,モスクワへ。(飛行2時間)
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モスクワ着後,
ロシア語案内
超ヘビースモーカー&マシンガントークのLISAが迎えてくれて,親切にホテルまでの1時間10分ずーとモスクワやロシアの案内や説明などをしてくれたin English。
ホテルのLocationは市内中心部より東でした。3つぐらいの大きなホテルが連結され、回りにはレストランやクレムリン風の建物が建ち並んだ民芸品マーケットなどもありにぎやかな所です。

夕食はホテルにてBuffet.品数はとても多かったです。立派なBARカウンターがあり生ビールを期待したけど瓶ビールしかなかった(泣)

夕食後は,お客さんとスーパーへ散策。
レストラン?飲み屋?両替屋?タバコ売り?まさか麻薬?何屋か分からない呼び込みのお兄ちゃん,おばちゃん,お姉さんに話しかけられたり,呼び止められたりでホテルからスーパーまでの5分以内に結構な数いました。
モスクワの治安は良くなったとは聞くが,まだまだヨーロッパではワースト10に入る治安の悪い都市ですから注意は必要!

水を買ってホテルに戻りました。

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Climbing Mt.Elbrus Day6(ラーストチャンスアタック!) エルブルース西峰5462m登頂

3時すぎに起きると、窓の外にはまぶしい光が!
日の出!ではなく雪上車が何台か強いライトを点けて走行している。

天気は雪は降ってなさそうだが,完全に曇り&ガス模様。
「んー登山出来る?出来ない?微妙な天気だなー。」
「ドブロウートラ!(おはよう)」と同部屋のメンバーに声をかけて起き始める。
昨日に引き続き今日なのでメンバーの準備の仕方やかかる時間など、昨日のようなパニックにはなっていない。しかし、もたつきが見られるのかガイドがちっとしたところ手伝っていた。

朝食を食べて,雪上車に乗込みいざ出発!
昨日と同じドライバーだ。手を運転席に挙げて挨拶して荷台に乗込む。

ガタガタガタと動き始める。
昨日と違うのは,すでに結構な轍が着いていて確実に登っている人たちがいるなと分かる。
しばらく登ると,2時3時に小屋から歩きで,出発したであろうグループたちを抜去る。
エルブルース登り①
また、数台の雪上車が上から降りてきたり、
日中は雪上車の他にスノーモービルの走行が見られるが,この深夜はやはり雪上車利用のみみたいだ。
風は強くないがかなり冷たい&寒い。
昨日の5100mポイントまで一気に上がる。
エルブルース登り②
かなりガスっていて不安がよぎる。ルート上の目印のポールがまた見えない?
と心配したが,すでに雪の上には足跡&ルートがあった。
よっしゃー、挑戦出来る!
条件付きではありますが,頑張りましょう!
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勾配のキツい登りを一歩一歩ステップを切って行く。1時間30分ほど登ると,急な登りから道が斜面をトラバース(急な斜面を横切る感じ)になる。ずーとガスっていてどこを歩いているのかさえ分からないほど。
エルブルース登り③
そこから40〜50分ほど歩いて東峰と西峰の鞍部辺りに来ただろうか?
足場も安定してきて小休止を取る。ここまで視界不良や強風の関係でまともな休み取れず。
完全なるホワイトアウトで全然見えないし分からない。その後また急登が始まり一歩一歩前の人の踏み後にステップを入れる。道迷いまたは道失い的な人たちが前で停滞している。
エルブルース登り④
ウチのグループに道を譲り後を着いて来る。さらに2時間近く歩いただろうか,フィックスロープ(急な斜面のためこのロープに捕まって歩いたり、また自分とロープを結んだりと足を滑らしたりしても下に滑落しないための安全ロープ)が3段階で出て来る。
エルブルース登り⑤
ここらへんからメンバーの疲れもマックスになってくる。一歩一歩頑張って登っているが,体力消耗から所々立ち止まり呼吸を整えたりが増える。ガイドから「立ち止まるな!足を出せー」と怒鳴られる。さすがロシア人ガイド甘い言葉なんか言わない。
メンバーも最初は頑張るがいよいよ立ち止まりが増え、「動けー停まるな〜」と叱咤激励。
メンバーは日本語で弱音を吐く。ガイドは「WHAT?(何?て言ってるんだ?)」と私に質問してるが,そんな弱音を直訳すると「もー降りるか?」と言われるに決まっているから,あえて何も言わない。
とにかくガス(霧)が深すぎて何も見えない。
私は2重の登山靴なのに、つま先の感覚がなくなってきた。手は3重に手袋をしているのに指先が冷たくなっていて、グーパーグーパーと動かすとなんとか感覚が戻って来るが,少ししたらまた冷たくなるのでそれを繰り返しながら歩く。
ロープ場を登りきると多くの人がいた。なんかちょっと時間的に早い気もするけど,山頂?と思ったが,山頂部では有るが,山頂のポイントではないみたく、ここから1時間近くアップダウンは少ないがひたすら突き進む。目印のポールは先にも先にもあるっていうことは山頂はまだ先(苦)。
メンバーは道は平になっているが足元がフラフラ&よく停まる。前方からグループが登頂終えて下山して来て、「Its not far!! もう近いよー」と声をかけてくれる。休憩が少なく,スタミナ切れに近い状態だったメンバーリアクションは薄い(笑)。それでも,頑張って停まるけどしばらくして歩きだすを繰り返す。
そうしていると、突如目の前のガスが晴れ、こんもりした山頂と山頂に人が立っているのが見える。
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このタイミングで,ガスが晴れるなんてスゴすぎる!
さっき登頂して下山して行ったグループは何も見えない中山頂に立って写真を撮っていったとすれば、このタイミングはホントに奇跡に近いっていうか奇跡だー。神様〜ありがとう!
最後1歩1歩登り・・・・山頂に到着!
「お疲れさま&おめでとうございまーす。エルブルース登頂でーす!」
眼下にコーカサスの山々が見える。このタイミングでこの景色は,ホントに鳥肌たつ興奮でした。
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タイムリミットは7時間だったが,5時間ほどで登れ,ホントに良かったー。
風は強く寒いので長くは滞在出来ず,写真数枚撮影後下山。
下りは歩いてきたルートや眼下の展望を楽しみながら歩いた。
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エルブルース下り①
こんなに登っていた?歩いていた?というぐらい下りました。
エルブルース下り②
エルブルース山
エルブルースからの展望
エルブルースからの展望②
登りも下りもテクニカルな箇所は無く、ピッケルが良いが,天候や雪質によってはダブルストックで全然行けます。
下山に思ったより時間がかかったが、15時15分に小屋に着き,荷物の整理をバタバタして、スタッフや料理人に登頂報告と感謝の挨拶をして約束の16時に間に合いました!
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ボチキ小屋
チェアーリフト乗り,ゴンドラを乗り継ぎ無事に降りました。
エルブルースリフト
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車でホテルへ。
ずーと標高は富士山以上の3800mにいたので汗をかくこともそうなく,比較的快適だったけど,2200の麓に降りてくると気温も高い。チェックイン後は,まず!しっかりシャワーですべて2度洗いして〜(笑)
さわやかーキラ*。・+(*゚∀゚*)+・。*キラ

ホテル周辺のマーケットをぶらぶら。
夕食は外のレストランにてシシカバブー!
ガブガブ美味しかった〜。
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いやー、天候や山の状況で登れないのは不可抗力で仕方ないことではあるが、やはりなーんとなく腑に落ちない気分があったので、最後の最後のチャンスと粘りで挑戦出来てホントに良かった〜。
メンバーも大喜び。
それにしても晴れ男ぶりが今回もギリギリ皮一枚で継続中(笑)

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Climbing Mt.Elbrus Day5(エルブルース山登山)

夜中、今日もまたトイレいきたくて目が覚めた。時計をみると1時ちょい前。ここで起きたらもったいないなぁー。もうちょっと寝てからトイレ行くのが時間的にベストなんだけどなぁー。少し寝てたみたいで時計をみると1時10分。
起きてトイレへ。雪が降り始めてきた(トイレへの道のコンクリートはまだ白くなかったから)。えー雪ー降らないでー。
トイレから戻るとまだみんな寝ていた。目覚ましかけてるからあと10分でも寝よーと。と寝てた。

1時30分何人かの携帯目覚ましが鳴る。
今は完全に目覚ましは時計じゃなく携帯だ。「もうすぐ、『目覚まし時計』という言葉は死語になるんじゃないかな」
この場でそんなことはどうでもいいですね(笑)
バタバタと支度する。
半分装備で食堂へ。
目玉焼きとパンが出る。持参したカップ麺をあわせて食べてもらう。
キャビンへ戻りフル装備。
水泳で着るようなピチッとした鮫肌のような下着(保温性)、速乾性のシャツ、ウールの長袖&半袖、ダウンジャケット、ゴアテックスのオーバージャケット。
下は、ウール地、冬用登山パンツ、ゴアテックスのオーバーパンツ。
靴下はウールの厚手2枚。
ネックウォーマー、ダウンとラビット毛付の耳つき帽子。
手袋は、3重(速乾性の化繊、アルパカ、ダウンのミトン)。
腰にハーネス着けてカラビナ、ロープチェック。
2重ブーツに12本爪のアイゼン着けて、手にゴーグル持って、予備入れて3.5リットル分の水分、行動食など入ったザックを背負って出発!
あっあと頭にはヘッドランプも!

雪上車の荷台に乗る。
私たち以外に、オーストリアからの青年とエベレスト無酸素登頂したロシア人ガイドも同乗。
『昨日、うちのガイドのアンドレから提案があった、「Taka-san! 雪が多いことがわかっている。うちらがその新雪を踏んで歩いていては登頂出来ないかもしれない。そこで、この若いオーストリア人とこのロシア人ガイドを雪上車に同乗させて、着いたら彼らは強いし早いのでルート作りしてもらう。そしてうちらはそのあとを歩く。彼らからは雪上車代はもらわない。どうだね?」
なるほど!彼らが乗っても乗らなくても払う料金は一緒だから、OKよ。』
てなことで、メンバー2名増えての雪上車。
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かなりの傾斜をガタゴトガタゴト登って行く。
雪は降り続く。風は感じるほどはない。
下は完全なる新雪〓
4,500mの地点で車が止まる。ガイドがドライバーと話す。
「こんな状態でも行くの?」という質問だった。
ガイドは、私に「かなり厳しいかも」と言う。
「んー。了解。とりあえず4,800mポイントまで行って雪やルート確認しよう。ok?」というと「ok!」といい、ドライバーと話して雪上車は登り出す。
暗くて何もわからないが、4800mポイントを越えて雪上車が上がれる最高点の5,100mまできた。
ガイドが降りて、雪崩チェックや新雪の深さ、&ルート目印を探す。
雪は完全に膝上、そして、未明の暗さもあるが、雪が激しくふりホワイトアウト状態で、ルートファインデイングが難しいとのことで、
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撤退することと決めた。オーストリア人とロシア人ガイドも撤退すると話す。私はメンバーに話す。
この状態を見てほぼそうなるかもと感じていた表情で「あーやっぱりね」と言っていましたが、当たり前のごとく、とてもとても残念そうでしたが、致し方無いです。
ここで、写真を取り雪上車にまた乗り下山。
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一昨日までは山頂部まできれいに見えていて、高度順応がキーポイントと皆思っていたけど、山は豹変しちゃいました。

ボチキ小屋に到着。
お疲れさまでした。
装備をとって、休みましょう。
挑戦は終わりました。
お昼は,準備していた行動食やおにぎりを食べる。
ガイドに何気なく,「明日登るというチョイスやチャンスは有る?」と聞くと「リスクが高すぎる。やめた方がいい」と即答。

メンバーは,この仕方ない不完全燃焼を受け入れ,「よし!来年再挑戦したい!同じような時期にまた連れて来てくれる?いつが空いてる?」と質問。ほぼ同じような時期に予定を作りましょうか?ちょっと、下山したらスケジュールみて調整出来るか確認してみます。

このボチキ小屋滞在も5日。
天気予報では明日から回復基調だが午前も遅めからの回復っぽい。んーなんとも言えない天気予報だな〜。
ガイドに明日のうちらのスケジュールは、ここボチキ小屋からチェアーリフト,ケーブルを乗り継ぎ下山。そして車でホテル(5分)という移動日予定ダヨね?と再確認を取る。ガイドは「ダー」と答える。「ダーはロシア語でYES」。
「明日チェアリフトは何時に終了?」と聞くと,「ン?そんなの聞いて何が知りたい?」とさすがロシア人的回答。
こちらは順序立てて話を進めて行こうとしていたが,要点をすぐに求められた(笑)
「えーと(汗)!メンバーはこのまま帰ったら,来年また再チャレンジしたいと言っている。でも!でも!時間的、お金的なリスクがあるのも了解済みだが,明日から回復基調と天気予報を見れば,もう一度明日チャンスを与えてあげたい。もちろん朝起きて雪が降っていれば中止。今日みたいに登って雪が多すぎたり吹雪いていたりして中止も覚悟の上での話だ。どうだろう?」ガイドは「リスクはとてもありすぎるが,ちょっといろいろ調べさせてくれ」と「NO! からMAYBEになったっぽい」「ダーダーダー!」←私(笑)
1時間後,「タカさん!」と声がかかる。
そしてガイドAndreの案を話し出す。
1,最終の行く行かないの判断は小屋出発の1時間前であることは変わらない。そこで行かない・行けないと判断しても雪上車のキャンセル料はかかってしまう。
2,出発を遅らせる。他の小屋からも明日の未明出発のグループは少なくなくいるみたいだ。だいたい1時〜3時に出発するので、私たちはその他の隊の歩いた後歩くプランで5時小屋出発。また、他の隊が撤退していたら私たちも撤退の可能性大だ。
3,チェアリフトは15:30が最終。交渉して16時までリフトを動かしてくれると言ってくれている。だが!それでも時間のタイムリミットを設ける。5時出発して6時から歩き始めたとしても6時間30分後の12時30分の時点で山頂に辿り着けていなくても引き返す。

以上の提案で良いなら,再チャレンジしてみよう。と言ってくれた。
スパシーバー!(ありがとう!)といいメンバーに話をもっていく。

そして再チャレンジが決定した。

午後,一部分の雲が薄くなり光が差し込んできたりして、希望が見えてきた。
しかしそれからまた崩れ、いつ雪が降ってもおかしくない空模様(苦)あーあ。

片付けかけた装備たちをまた並べて準備。

夕食は,マカロニパスタ。
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明日は3時30分起きの4時朝食で5時出発!
おやすみなさい!

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Climbing Mt.Elbrus Day4(エルブルース山登山)

深夜、Snow-Cat(雪上車)の動く音と眩しいライトで目が覚めた。
時計を見ると、1時30分だった。
あードイツ隊の出発だ。ちらっと窓を見ると雪は降りつづいたみたいだ。
近くの他の小屋の灯りも届く。
山頂付近もかなり降ってるんだろうなーと心配しながらも、そしてまた寝る。

朝6時に目が覚めた。外はまだ降ってる。トイレに行きたくなったが、外に出るのが面倒(笑)
でも我慢できないから、防水のゴアテックス上着を羽織って外へ。辺りは雪で真っ白。トイレまでの道も真っ白。夏から一気にクリスマス〓

てなわけで、今日も休養日となる。
スペイン隊のガイドの一人が食堂にいる。聞くとメンバー何人かは、スタートして1時間もせず雪も多く、体力不足で撤退したという。こりゃヤバイな。
私たちはゆっくりと9時から朝食を食べました。ドライフルーツポーリッジ。甘いがなにげにいける。

さーて、お昼の13時まで何しよーかなー。
景色は何も見えないが、のーんびりと過ごすことにしてたら、先ほど下から上がってきたグループのガイドがwi-fiをもっているということで、その電波を少し借りてインターネット〓思ったより電波は良かった。
まずは、ピンポイント天気予報をチェック。エルブルース山頂で調べられる。
本日、終日「雪」の予報は変わらず〓
また、明日の予報も午前、午後ともに「雪」。しかも風も出てくるものこと。ありゃなお最悪だ。
ドイツ隊のリーダーが登頂して、かえってきて食堂に顔を出した。
ところどころ、膝下まで積もった新雪の中をラッセル(かき分け状態)して大変だった。と語っていた。

13時から昼食を食べた。チキンヌードルスープとコールスローサラダはとてもおいしかった。
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ここの料理は『あまり』と聞いていたが、私にとってはとても美味しい!何故???(笑)
食後、メンバーに天気予報のことを話し、状況は今日と同じかまたはもっと悪いかもしれない。
状況次第となるが、一応スケジュールとしては、夕食18時。深夜2時食事、3時にSnow-Catで出発。
その時には、ハーネスも、アイゼンも着けて出発。
2時の時点で大雪や強風、また積雪がここで30cm以上あればその2時の時点で登頂断念の判断をさせてもらいます。ガイドいわく山頂部は積雪が多いことがすでに予想されます。
かなりの体力が必要となり、ペースについてこれない体力の人はガイド判断で断念してもらいます。
メンバーの顔には「不安」の文字のみ。
新雪の登山はかなり体力消耗するし、それが5,000m以上の高所で、しかも斜度25°以上のルートを登るとなると厳しすぎるなこれは。
この3800mあたりは日が射してきたが、山頂部は完全雲の中。
最終の装備チェックしたり、本読んだり、スマホいじったり、ウトウト寝たり、ロシア語の単語覚えたりして過ごしました。
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夕食は18時から、マッシュポテトとハンバーグ!これも美味しかったー。
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持参したさんまの蒲焼きも好評でしたた!笑
ボキチ7号室に戻り、行動食用のおにぎりを人数分作り寝る。

今日寝すぎたのか、疲れていないのか、まだ時間が20時だからか、なぜか眠れない(笑)
眼をつぶるけど、妄想や回想が頭をグルグル(@_@)

いつもは5分いや1分もせずに寝れるというのが、特技なのに。なぜかな?
寝付くためにどう頑張ったらいいのだろうか?このまま起床の1時30分になっちゃうかな?「横になって眼をつぶっていれば身体は休まります」といつも私が他の人に言ってるのを思い出した。 試してみよー。
隣の人の寝息がイビキに変わる。
気になって寝れない。あれ?こんなに繊細だったかな?
やばいもー1時間ぐらい経ったんじゃないか!と時計を見るとまだ30分も経ってなかった。まだ5時間寝れる。
多分それから寝た。
でも眠りは浅くたまに目覚めてた。

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Climbing Mt.Elbrus Day3(エルブルース山登山)

今日は休養日。
雲は出てきてるが、至って天気は良い。5時すぎには朝焼けをパシャリ📷
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8時に朝食(ポーリッジ飽きたので、コーンフレークを常温保存milkで食べた。&ヨールグルト
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希望者は、散策がてら去年出来た最新式のボチキキャビンのCaucasus club小屋見学へ(往復2時間)
4棟と1機が見えてきた。
どっかの惑星の宇宙ステーションばりのオシャレなmodernボチキキャビン。
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すべての建物の上部にはソーラーパネルがはめられている。さすが!
まず、その1機に近づく。
●ソーラーパネルが貼り巡らされた装置で、これは雪を加熱して溶かして、浄化&濾過してPure Waterを作る機械だという。
私たちの泊まっている小屋や他の小屋は雪溶け水を沸かして利用。&個々にミネラル水を下で買って持参している。
●食堂キャビン
ボチキ式だが、一面ガラス張りで明り窓もいっぱいありとても明るい。
ホテルやロッジの食堂みたい。
木材を上手に使っていて暖かみのある空間でした。
お茶をご馳走になりました。
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●トイレ&シャワーキャビン
ここは、ボットン式(堀和式)ではなく、洋式❗すごい!なんと洗面台まであるから4,000mを越える雪山の上に立つ小屋とは思えない。
シャワーは故障中だと。えーまだ建って1年なのに?または湯沸しなどで電力使いすぎるからてっとり早く「故障中」にしているのかも知れませんね。わかりません。このキャビンの全体の向こう半分は機械部屋だということ。
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●Roomキャビン2棟
ベッド数12~18。
パネル板をはめ変えれば、2段が3段に早変わり。2段でちょうど上半身起こした状態で頭が当たらない。3段になると寝台2等かカプセルホテル波の低さかな。 奥には寛げるテラス部屋がある。
各キャビンにソーラーパネルがついていることもあり、電灯、電力は豊富みたいで、消灯時間まで、電灯も電力も使える。すごいのがWi-fi完備。
そんなことなら、スマホ持ってくればよかった(笑)
私たちの小屋は1日1~2時間のみの電力&電灯。まぁ多少の不便さはあるけど、問題なく2~3日過ごしてるから大丈夫かな。
この新キャビンの問題点は他の小屋は1キャビン最大6人に対し、ここは12人~18人が1キャビンで寝るという点かな。
高所では、高山病予防のために1日平均4リットルを目安に水分を取る。となると必然的にトイレに行く回数増える。
また、12人とか18人グループで行動が一緒ならまだいいが、まずそんなことはないだろう。なので、人やグループにより早朝出発で早起きだったり、翌日休養日で夜が多少遅かったり、またトイレへの出入りで夜通しうるさそう。
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ホームページあるみたいだから、料金チェックしてみよーと。高いだろうな。
↓↓
http://www.caucasus.ru
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エルブルース山がしっかり展望出来る良い立地。

我が小屋に戻り昼食を食べていると、アラレが降り始め、雷も鳴り始めました。
そんなに大きな音はしてないが、「食堂のすぐとなりのキャビンのアンテナに雷が落ちた!」と大騒ぎ⚡😆
とくに家屋も人にも被害はなし。
良かった良かった。
午後はFree time 。
寝たり喋ったりとゆったりと過ごしました。
私は、数日間のblog用の日記つけ。
外は、雪が降ってきて、窓ガラスが雪ですりガラスみたいになり、外に積もり始めました。あーあ。
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予報を見ると「今晩雪」。「明日は終日大雪」。「明後日雪のち雨」。
夕食前に各隊のリーダーやガイドが集まりそれぞれの予定を話し合いました。
○ドイツ隊
一番タフなグループ。昨日上がってきて、今日トレーニングを終え、私たちと同じ明朝出発。
最初はここから歩いて山頂予定だったみたいだか、1時30分にSnow-Cat(雪上車)でパスツーコフ岩上部まで行き、アタック。
○スペイン隊
レベルにばらつき有り。私たちと同じく2日前に上がってきて、今日は休養日だった。
明日か明後日で悩んだ結果、明日3時出発でSnow-Catでドイツ隊と同じくパスツーコフ岩上部まで行き、アタック決行。
○日本隊
登頂日を明日にせず、明後日明朝3時発でSnow-Catで、パスツーコフ岩上部まで行き、アタックと決定。
その他一人や二人でガイドつけてる人たちは話してないが、多分明日登る予定かな?

夕食は、深夜のアタックを考え18時に設定されてたので、食べる。
ピラフでした。これまた美味しいかったー。(*^ー^)ノ♪
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深々と雪は降り続ける。
おやすみなさい。

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