大姑娘山登山2017④ 大姑娘山 5025m 登頂日!

朝、4時起床。

各自のヘッドランプの灯りで準備を進めます。

今日はめっちゃくちゃ珍しいです。
出発予定時間をいつも15〜20分オーバーで出発していましたメンバーですが、今日はなんと!
たったの10分遅れで済みました!
やればできる!
でもあともう10分早く準備できたらなお良いですがねー。

まー高所なのでバタバタして、ハーハーが一番良くないから、これで良しとしましょう。(笑)

ヘッドランプを点けて30分ほど歩きました。

辺りは明るくなり、ルートはしっかりついているがれ場を歩きます。

「呼吸が整わない!もう無理かも〜。」
とメンバーの1名。
呼吸が浅いので、この高さでは大袈裟に言うと、息を止めて歩いているようなもの。空気の吐きが悪いので、吸えない症状。
立ち止まると出来るが、歩くと浅くなりがち。
一緒にふ〜ふ〜ハーハーと呼吸をしながら歩く。
頑張ってくださ〜い。

山はガレガレでしょ。

振り返ると〜。
おー絶景!
ガレ沢カール!

さーぁさーぁ!
ここから鞍部までの登りが核心部ですよ〜!
呼吸の吐きがまだまだ浅い〜頑張れ頑張れ〜!

鞍部に到着
反対側の谷筋に日隆の村が見えます。

 

四姑娘山

そして〜、目の前には四姑娘山!
カッコイイなー。

COMO
コモパン

ここで行動食タイム!
COMO TIME!

 

ミニアコンガ

これ見えるかなー。

向こうに薄っすら白〜い山が見えますが、あれが四川省最高峰・貢嘎山 7556m(ミニアコンガ)です。

四姑娘山、三姑娘山、ニ姑娘山展望

 

四姑娘山6250mの頂きにかかっていた雲が一瞬取れた〜!
手前の台形ぽいのが三姑娘山5664m。
そして、その前の尖って、雪と岩肌が斜めストライプに見えるニ姑娘山5276mもキレイに見えています。
大姑娘山5025mは肩の稜線のみ映っています。

近藤明ガイド

アルパインツアーの近藤明ガイドチームが全員登頂を終え下山してきています。

おめでとうございます!!!!!!!

ジグザグをフーフーハーハー1歩ずつ1歩ずつ登ります。

大姑娘山

山頂直下の雪原まで登ってきました!!!!!!
太陽が大姑娘山頂の真上に上がってきています。

神々しい〜!!!!!!

日が当たるところで最後の休憩。

大姑娘山

雪原は踏み跡もあり、アイゼンは不要でした。
歩きつめると太陽が大姑娘山に隠れて一気に寒く感じる。

さー山頂への最後の登り〜30分だー。

大姑娘山ルート、キャンプ1

稜線から見下ろすと、キャンプ1のテント群が小さく見えます。

 

四姑娘山

 

四姑娘山は、さっき全景が見えていたのにー、たちまちガスってしまっています〜(泣)

山頂までのルート上の石や岩も凍っています。
雪の上慎重に〜!

がんばれー!

おっ!
みっみっ

 

見えた〜!

大姑娘山山頂

やったー!

大姑娘山山頂です!

 

 

 

 

大姑娘山5025m

5000m峰登頂!
おめでとうございます!

 

モンチュラ
Montura

 

5000m峰の山頂からの景色

 

褶曲絶景

褶曲さがすごい。

地層が縦にはしっている。
こんなところ登りました〜。
下りは楽々〜

でもなかったですね。(笑)

キオノカリス
Chionocharis

キオノカリス

花はまさにワスレナグサ!
そして、コケのような葉っぱは、まさにクッションフラワー。
覆うことにより乾燥を防ぎ、熱も保てると頭の良い植物。
生きていくための進化!

 

 

 

Saussurea laniceps

チベット雪蓮(綿頭雪蓮花)
の残念ながら残骸

 

ユキノシタの一種

キケマン

ブルーポピー
青いケシ

ブルーポピーといっても青さにいろいろありますねー。
薄い水色から濃い青、そして紫。

さらに夾金山峠に行けば、変種の黒いケシ(ブラックポピー)があるんです!

ゴマノハグサ科
クワガタソウの一種

 

青いケシ
Meconopsis horridula

うっすい紫色だけど、パープルポピーって正式な呼び名はないから、やっぱり種類的にはブルーポピー。
そして、ブルーポピーにも何種類かあって、色の濃さというより、茎や葉っぱに棘がしっかりあるかとか、1つの茎に花が1輪か多数かなど。
これは。このあたりのチベットに多くさく種類のメコノプシスホリュドラという学名の青いケシ。

 

Meconopsis horridula
メコノプシスホリュドラ

気づきました?
青いケシはこんながれ場が大好きというかこういう地に咲く花。
そして4000mを超える地。

Meconopsis horridula
メコノプシスホリュドラ

キレイなブルー!
まさに青いケシですねー。
ちょっとお辞儀しすぎてて、撮りづらかった。


キャンプ1に戻ってきました。
テント内を整理して、昼食。

今日の昼食は高千穂料理でうどんです。

うどんの画像がない。

私達が食事をしている間に馬子さんとかスタッフがテントをちゃちゃっと撤収してくれてます。

私達が出発のころには馬もReady to go!

馬は50kg〜70kgぐらいを担いでいます。

この前の日隆からベースキャンプにきた馬場さんは荷物入れたら80kg超えてるはず。かわいそう。

さよなら〜

たー くー にゃー ん

また来年(笑)

メコノプシス・グランディス
Meconopsis grandis Prain

メコノプシス・グランディス

おっ!さっきのホリュドラとは違う種類のブルーポピーです。
一つの茎に1輪の花でッ茎や葉っぱに毛?棘?が少ない。

 

 

サクラソウ
Primula

プリムラがいっぱい!

 

あっ
ポツポツ

 

標高高くて木がないから、登山道も広くて傘がさせる。

ヤクの糞

ヤクという毛の長い牛です。
中国語では、牦牛(マオニュウ)

牛へんに毛ってヤク以外に使うことない漢字だろなー。

ヤクもデカイがブツもデカイ。
踏んだら大変なことになるー(゜o゜;

 

Meconopsis horridula

メコノプシスホリュドラ。
青いケシの水色と薄紫。

 

メコノプシスホリュドラ
Meconopsis horridula

青いの青いケシ

 

 

メコノプシスホリュドラ
Meconopsis horridula

いっぱい咲いてる〜。
ありがたいのかありがたみが減るのか(笑)

 

ヤクがいっぱいいるけど、数がはっきり数えれません!
な〜ぜだ?

ヤク10頭。

(約10頭)(大笑)
※高山病ではありません。

 

メコノプシスホリュドラ
Meconopsis horridula

青いケシの乱れ咲き〜。

 

間違いなくサウンドオブミュージックの世界ぐらい咲きまくっているエーデルワイス群

ちょっとここで、寝そべって一休みしたかったが、雨降ったあとなので軽い休憩をしてBCを目指す。

お疲れ様でした。

MC400、BF430、DEP510・・・コル740/800・・・頂上直下810/820・・・山頂850/940・・・・・・コル1040/1050・・・第一C1110/1200/1400・・・1630BC着

 

今日の高千穂料理は、どーれでしょ
↓↓

ブタと玉ねぎとタマゴの醤油炒め。

 

バリバリうまいー。

みんなはそんなに食欲ないみたい。

 

 

                  

高千穂ガイドブログ

 

デナリ登頂日! Denali Expedition 2017 Day16(6/14デナリC5(17200ft)〜6/14デナリ山頂(20,320ft / 6190m) 〜6/15デナリC5(17200ft)

5月26日に日本をバタバタ出発して、20日目!
初っ端からタクシー捕まらない、タルキートナーからデナリベースキャンプへ飛べない数日、キャンプ4での天候回復待ちの待機停滞含めた7日間滞在、&タイムアウトの撤退者達との交流や自らの登頂も諦めかけたり、キャンプ4からキャンプ5への困難と寒さと判断ミスやパッキングの失敗などなどありましたが、どーにかこの地・この日を迎える事ができました。

さぁーーーーーーーーー
北米最高峰!アラスカ・デナリ山6,190mにアタックする日がやってきました。

天気は申し分ありません。
頑張るぞ〜!

グーテンモルゲン!(Good morning)
キャンポでシンコ!(CAMP 5)
偶然3人が信号色だった(笑)


絶好のアタック日和!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
写経した甲斐があったなぁー!!(笑)

山頂はここから見えないが、太陽の真下あたりが山頂!!

中央の黒い岩との鞍部がDENALI PASS(デナリ パス)

ルートはこんな感じ(ピンク線)


30分ぐらい直登して、そこから急斜面沿いにすれ違うことが出来ない、滑ったら終わり的な所が多い狭いトラバースを上り詰めてデナリパスへ。

さぁー!行くぞ〜!(^o^)/
あっ。暖かそうですが、めちゃ寒いです。

2017年6月14日アラスカ時間午前11時40分。
デナリ山頂に向けて出発です!!!

見たまんまのいきなりの直登を登ります。
こんな直登は体力と気合のある最初で良かったと振り返ります。

とにかく1歩1歩タカチ歩。
登っているときは、フーフーハーハーでそんな冗談も思いついていませんが・・・(笑)


直登を登り終え、トラバース道に入って振り返った時。
次々に登って来ている登山者と雄大な景色をパシャ。
デナリキャンプ5も下に映っています。

パノラマ撮影!まだ、写真撮る余裕あり!

デナリパスへの途中のトラバース道では、ザイルワークで確保する箇所も2箇所ほどあり、前の遅いパーティーを追い抜くにも高巻きが危険な箇所が続きペースは乱れがち。
立ち止まっての休憩もとりにくいためとにかく休憩はちょっとした渋滞や確保の前後に呼吸を整える程度。

デナリパスまでの道のりでメンバー1人がちょっとペースダウンしましたが、まだまだ大丈夫!

デナリパスに到着。

このデナリパスは思ったより狭く傾斜もきつく、岩場が多く足場が悪かったためゆったり休憩するにはちょっと不安定。
そして、登山者はみなここでの休憩を目指して頑張って来ているので、人も多い。(-_-;)
そんな中でもメンバー全員行動食を上手に取り、水分補給。
出発前にCOMOパンを袋からだし、4分の1にカットしてビニールに入れていたので、ミトンのままでもそのままむしゃぶりつけました。

ここからも直登が続きますが、稜線の岩場を越え登ります。


登山前にタルキートナーのレンジャーステーションにて受けたレクチャー時に見せてもらったデナリパスから先のルート映像

このさきの尖ったのが、Archdeacon’S Tower。
Archdeacon’s Towerを直訳すると「助祭の党」
助祭とはキリスト教の教会職務。司祭(神父)の次の位。

和訳にしてもキリスト教ではない私は意味がピンときませんが、ピーク(司祭)の手前の塔って意味なのでしょうか?
それとも助祭が被っている上着のフードが尖ってるから?

まーとにかく道のりは長いです。
Archdeacon’s Towerは前方左手に見えていますが、近くに寄れば寄るほど尖ってそそり立っています。

Archdeacon’s Towerの手前で、出発時100%だった防水スマホと防水Sony Cyber Shotは電気入らず。。。。。。
寒さによる凍結?
高級カメラたちは起動しています。

Archdeacon’s Towerの鞍部に到着して、かなりもったいないけど、50mぐらい下ったらそこはFootball Fieldに出ました。
ホントにサッカー場ってぐらい平坦な雪原です。
ただこの5500m以上の地でサッカー場と言われてもピンと来ませんがね。ボール蹴りたいとも思わないし、まず走れません(笑)
ただ、アタック開始のキャンプ5からずーーーーーーーーと登りだったので、この平地はありがたい。
でも結構雪が絞まっていなくて、ところどころでズボズボ踏み抜きがあり、意表を突かれまくり疲れました。
この数日は誰も登っていないし、ルートも完全に消えているので、みんな新雪の上を歩いて、踏み抜き跡がいっぱいありました。

さーいよいよ核心部へ。

ちょっとした傾斜が出てきたら、即ペースは落ちます。
呼吸を激しくしないと息がつづきません。
5500mってこんなに苦しいところだったかな?とびっくりです。

斜度もきつくなりほぼ直登。ふみ固まっていない雪面をキックしながら登ります。

踏み跡を辿って踏み込みますが、私の方が体重が重いのか、全然埋まります。((泣))
雪はほぼパウダー状態。
しんどいわー。

Kahiltna Horn目指して直登は続きます。

Kahiltna Hornの稜線まで辿り着けました。
ここが山頂だったらなー。
長〜〜い稜線の向こうにもうひと登り待っていました(悲)

この稜線もまったくもって安全ではなく、ふらついてトレースから足でも踏み外そうものなら、すぐに斜面をシャーと転げ落ちそう。
息苦しさも半端ありません。
標高自体は、南米最高峰のアルゼンチン・アコンカグア峰6960mと比べれば約1000mほど低い地なので酸素の薄さも知れているはずですが、全面雪山&極地ということもあるのでしょうか。めちゃ苦しいです。
もう、呼吸と決まった動き(足を前に出す)しかしていません。
その他の動きをするものなら呼吸が乱れて大変でした。
稜線に出ているとはいえ、どんどん登ります。

結構登ったなーと思って振り返ると、Kahiltna Hornはhorn(角/槍)どころか平にしか見えず。。。。
フォーレイカー山が眼下に低く見えます。

メンバーの一人はすでに、体力を使い果たし、極限状態。
「足が止まったら、下ろす」という条件付きになりましたが、足を止めません。精神力も強いです。
下山後聞いた話しですが、「もう一心不乱に足を出していたと思う。全然覚えていない。山頂はまだかーまだかー」という思いはあったとのこと。頑張りました・

稜線辿り着いてから山頂までが長い山はたまにありますが、ここもそうかー((泣))
というぐらい遠いです。
風が弱いということがホントにラッキーでした。

あまりにピークが遠すぎて、しんどそうなメンバー見て「もーここで良いんじゃない?」となんどか思いました。
が、足を止めません!

風が強くなってきました。
やばいやばい!急げないがいそげー!


まーなんだかんだ言いながら、頑張って足を止めず歩き続けます。
太陽は燦燦と照らしてくれています。
身体は寒いけど、太陽が出てくれているだけで心は温かい。
この太陽の高さ!今何時だと思います?
A:14時。
B:15時。
C:16時。
D:18時。
E:20時。
F:22時。
G:24時。

そして〜!

七大陸最高峰・第五座目!

北アメリカ最高峰・アラスカ/デナリ6190m登頂しましたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー━━━━(゚∀゚)━━━━!!

イエイ!^_^

Summitには三角点ならぬ、丸マーク!

ELEV. 20,320 FT.△
MT. McKINLEY EXPEDITION

2017年6月14日 22時40分登頂!

強風で山頂には5分も居れなかったです。
写真からは寒さや強風は伝わらないと思いますが、結構極限でした(笑)

below 40(マイナス40度)行ってたんやないかな?

登り11時間(*_*)
よく歩きました。

1つ残念なことは全員登頂とはなりませんでした。
※いいペースできていて、デナリパスの休憩で、インナーのグラブが氷河に滑り落ちてしまい、凍傷を恐れての撤退。


この太陽の高さで23時ですからねー。
白夜バンザイ!

往路を永遠と下る。下る。下る。下る。
ふらつくメンバーを2人体勢で必死にタイトロープで下る。
みんな極限でした。
無線で連絡を取り先にキャンプ5へ下山したメンバーの一人が、キャンプ地からの直登の途中まで迎えに来てくれました。

キャンプ5に戻ったのは朝の4時すぎていました。

崩れ込むようにテントに入る。

途中、デナリパスから別れたメンバーよりインナーグローブを滑り落としてしまったことを聞く。
辛くて、悔しかったと話す。
そして、登頂出来た私達を心から祝福してくれました。

辛くて悔しかったでしょうが、心のやさしさに感謝感謝です。

落ちるように寝ました。
いや、気絶かも・・・・(笑)

スポンサーの社々!
サポートありがとうございました!

SOTO/ソトガス


MONTURA/モンチュラ

COMO/コモパン!


THULE/スーリー

そして〜

山旅人/Yamatabito

KEEN/キーンの旗がなーい!
SEALSKINZ/シールスキンズも旗がない!

C5High Camp(17200Ft/5240m)泊

デナリ登山ブログ